方言「そうなんよ」。意味と例文について。【愛媛・福岡・熊本・群馬・埼玉】

方言そうなんよ

今回は、「そうなんよ」の意味、使われる地域、例文を紹介します。方言「そうなんよ」は、関西圏を中心に使われている方言です。北九州や四国の一部でも日常的に使われています。そこまで訛りがキツくない地域でも会話に自然に溶け込んでいる方言なので、現代でも多くの人が使っています。それでは、方言「そうなんよ」の意味と使われる地域から紹介します。

方言「そうなんよ」の意味と使われる地域

方言「そうなんよ」の意味は、「そうなんです」「そうなんですよ」「そうなんですね」「そうですね」などです。相手への合意を表す際に「そうだね」と表現したい時に使うこともあれば、自分の意見に相手が同意してくれた際、「そうなんですよ!」ともう一押しする意味を込めて使う表現としても用いられます。

方言「そうなんよ」はタイミングによって、柔らかく表現したい時にも使えたり、「そうなんよ!」と強いアクセントで発音して堅い意思を表せたりと、さまざまな感情を伝える事ができます。使われる地域は、近畿全般(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・三重県・滋賀県・和歌山県)、愛媛県、北九州(主に福岡県や熊本県)、群馬県、埼玉県です。

愛媛県での使い方

愛媛県では「伊予弁」という方言が使われています。伊予弁には大きく分けて、「東予方言」(讃岐式アクセント)、「中予方言」(京阪式アクセント)、「南予方言」(一型式・東京式アクセント)の三つがあります。(一型式アクセントとは、簡単に説明すると、発音がワンパターンなアクセントのことです。)方言「そうなんよ」は、伊予弁の中でも主に中予方言で使われる事が多いです。類義語として「ほやけんよ」もよく用いられます。

和歌山県での使い方

近畿では、和歌山県でも多く使われています。方言「そうなんよ」のように、「〜よ」という表現を用いる時、「よ」の前に「ん」があれば「そうなんじょ」と変化させて使うこともあります。これは和歌山県でも高齢の方がよく使う方言で、十代・二十代はほとんど使いません。

また、「そうなんじょ」に「よ」を付け足して、「そうなんじょよ」とすることもあります。ですが、「そうなんじょ」の類義語の中で最もよく使われる表現は「そうなんじょ」から「なん」を消して、「そうじょ」としたものです。和歌山県でしか用いられない「和歌山弁」なので、近畿の他府県では全く通じません。

方言「そうなんよ」はよくラインスタンプにされる

方言スタンプをご存知ですか?各方言でよく用いられる表現をラインスタンプとして発売しており、今ではかなりの種類があります。その方言を使う地方の方同士で使うこともあれば、その方言を使う地方の方に向けて使うこともあります。

方言スタンプは、ラインでのコミュニケーションを円滑にできる便利なスタンプです。方言「そうなんよ」も、伊予弁や他の方言の方言スタンプとしてよく用いられています。相手への合意を表す言葉ですから、たくさん使いそうですね。

「そうなんよ」の例文

ここまで、方言「そうなんよ」について紹介してきました。続いては、実際に例文を用いて方言「そうなんよ」の使い方を見ていきます。

「そうなんよ」の例文①

女子高生

ほんでな、その新しくできたカフェのことなんやけどな、私も行ってみたい思てたんよ!
(それでね、その新しくできたカフェのことなんだけどね、私も行ってみたいと思ってたんだ!)

女子高生

そうなんよ!あそこめっちゃ良さげやろ。行ってみたない?今度行かん?
(そうだね!あそことてもいい感じでしょ。行ってみたくない?今度行ってみない?)

女子高生

ええなあ!行こ行こ!ほんならいつする?
(いいねえ!行こう行こう!それならいつにする?)

例文では、関西弁での使い方を紹介しました。例文中に用いられている「そうなんよ!」は、相手への強い同意を表しています。また、「思てたんよ」にも「〜んよ」の表現が使われていますね。

「そうなんよ」の例文②

女子高生

ほんまにそうなん?ここで合っとるん?
(本当にそうなの?ここで合ってるの?)

高校生

せやで。ちょっと待っときぃや
(そうだよ。ちょっと待っててね)

女子高生

わぁほんまやん!すごいやん!流れ星きれいなぁ
(わぁ本当だ!すごいね!流れ星が綺麗だなぁ)

またまた関西弁での例文です。例文中には「そうなんよ」ではなく、「そうなん?」「せやで」が用いられています。前者は「そうなんよ」が変化した形で、「そうなの?」の意味です。相手に確認したい時に使います。後者は、「そうなんよ」の類義語で同意を表します。

「そうなんよ」の例文③

お父さん

このみかんは美味しそうぞね
(このみかんは美味しそうだね)

お母さん

ほやけんよ!ちょっと食べろぞね
(そうでしょ!ちょっと食べてみて)

お父さん

・・・これはうまいのう!
(・・・これは美味しいね!)

例文では、愛媛県の伊予弁中予方言での使い方を紹介しました。例文中では、「そうなんよ」の類義語「ほやけんよ」が登場していますね。

まとめ:「そうなんよ」

方言「そうなんよ」の意味などはしっかりつかめましたか?現代でも多くの人が使う方言なので、覚えておいて損はありませんよ。これで、関西地方や愛媛県、北九州地方の友人に突然「そうなんよ!」と力強いアクセントで言われても、びっくりして気圧されることはありませんね。

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