福岡の方言「食べり」。博多の日常で使われる方言の意味や例文を紹介します!

「食べり」は福岡で使われる方言で、「食べり」は「食べてね」という意味です。動詞に博多弁の「り」を付けることで、「~してね」という意味となることから、この「食べり」も「食べてね」という意味となりますが、福岡では現在でも日常会話でよく使われます。今回は「食べり」の意味や使われる地域、例文を紹介します。

「食べり」の意味や使われる地域と語源

「食べり」は「食べてね」という意味の方言です。「食べり」は福岡県や隣接する山口県や大分県、そして離れた地域だと、関西地方の泉州弁や群馬弁・長野弁など、意外に広い地域で使われています。これら地域での「食べり」という方言の意味は全て同じで「食べてね」です。

「食べり」の語源や使われ方

「食べり」の語源は「食べる」という動詞に、「~してね」という意味方言である「~り」を加えた方言です。ですから「食べり」の他にも色々な動詞に使われ、「寝り(ねり)」「入り(はいり)」「頑張り」「やめり」など色々な動詞の後に「り」を付けて使われます。

「食べり」と「食い」の違い

「食べり」は「食べてね」という意味の方言で、九州の方言では似た意味で使われる「い」という方言もあります。意味は同じく「~てね」です。これは文字で直すと「りぃ」となる「ぃ」の部分を発音した形で、動詞の単語によって「り」が使われたり「い」が使われたりします。

「食べり~」は女子が使うと可愛い!

「食べり」は福岡県でよく使われる方言ですが、語尾を「り~」のように伸ばして使われることもあり、この場合優しさを多分に含んでいることが多いです。ですのでこの「食べり~」を福岡の女子が使うと非常に可愛い方言へと変化します。

「食べり~」の意味は「食べてね~」ですが、この「てね~」は優しさや愛情を含んでいることが多く、福岡の女子が使うと「食べり」は「食べてね♥」とい形で使われることも多いです。もちろん福岡の男子も「食べり」を使わないわけではありません。

ただ語尾を伸ばして使うことはあまりないので「食べり」は男女共通でも「食べり~」は男子よりも女子に似合う方言となります。

「食べり」の例文

「食べり」は「食べてね」という意味で使われる方言ですが、九州地方でも福岡県や周辺の県、そして大阪や長野・群馬など非常に広い地域で使われる方言です。今回は「食べり」が最もよく使われる福岡県の方言を交えて「食べり」の例文を3つ紹介いたします。

食べりの例文①

女子高生

これ一生懸命作ったんよ~食べり~ね
(これ一生懸命作ったんだよ、食べてね」

高校生

うん、うまか~
(うん、美味しいね)

「うまか」は「美味しい」という意味の博多弁です。このように女子が伸ばして使うと「食べり」は可愛い言葉になりますよね。

食べりの例文②

小学生

今日の晩飯なんなん?
(今日の晩御飯は何?)

お母さん

今日はカレーライス作ったよ、暖かいうちに食べり~
(今日はカレーライスを作ったよ、暖かいうちに食べてね)

「食べり~」は優しさを込めて使うことが多いので、親が子供に対してもよく使います。

食べりの例文③

高校生

博多ラーメンは麺の硬さに秘訣があるんよね
(博多ラーメンは麺の硬さに秘訣があるんだよね)

女子高生

ふ~ん

高校生

やっぱ柔いよりバリ固がうまいっちゃんね!
(やっぱり麺は柔いよりバリ硬が美味しいんだよね!)

女子高生

いいから、はよ食べり!
(麺が冷めるからはやく食べなさい!)

「食べり」は優しさ以外の感情を込めて使うことももちろんあります。この場合は「蘊蓄(うんちく)はいいから麺が冷めるし早く食べろ」というニュアンスです。

まとめ:「食べり」は語尾の伸びに注目しよう

「食べり」は「食べてね」という意味ですが、「食べり~」のように語尾を伸ばして使われることもあります。「り~」のように語尾を伸ばすかどうかで、受け取る側のニュアンスが大きく異なってくる方言ですので、聴く側は是非語尾が伸びるかどうかも注目して聞き取りたいですね。

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