沖縄「てーげー」方言の意味、例文で使い方を解説します【鹿児島・奄美地方】

方言てーげー

沖縄で使われている方言「てーげー」。「だいたい」とか「適当」という意味になります。九州地方にはこの「てーげー」の変化した方言が非常に多く馴染みのある方言と言えますが、地域によって意味が少し異なってきます。今回は「てーげー」の意味や使われる地域、例文を紹介します。

「てーげー」の意味や地域は幅広い

「てーげー」は沖縄県全域で使われる方言で、「だいたい」、「適当」という意味で使われますが、ニュアンス「おおよそ」「まずまず」「そこそこ」「なあなあ」といったニュアンスも含んでいます。使われる地域は幅広く沖縄県全域に渡り、北は鹿児島県奄美地方から沖縄の離島地域まで、「てーげー」は広い地域で使われる方言です。

「てーげー」の由来は?

方言の由来

「てーげー」の由来は中国の漢語である「大概(たいがい)」が訛った言葉だと言われています。実際沖縄県を含む九州地方では、この「大概」という方言が色々な地域にあり、「たいがい」、「たいぎゃ」、「てげ」、「てげてげ」などなど、これらは全て「大概」が訛った方言です。

「てーげー」を漢字で書くと?

「てーげー」は漢字に直すと「大概」ですが、実際に漢字で書かれることは現在ではありません。「てーげー」はむしろ沖縄ではカタカナで書かれる事が多く、「てーげー」を文字に直すとひらながではなく、カタカナで「テーゲー」が、現地で書かれる正しい書き方です。

色々な「てーげー」

先ほど述べたように九州地方は「てーげー」の語源でである「大概」に当たる方言が多いのが特徴です。地域別に見てみると、福岡地方では「たいがい」、熊本地方では「たいぎゃ」、宮崎地方や鹿児島地方では「てげ」「てげてげ」が使われまています。これらの共通点としてはいずれも、漢字の「大概」と書かれることは無い点ですが、実は方言の意味は少し異なってきます。

「たいがい」「たいぎゃ」「てげ」は「とても」とか「すごい」という意味の方言で、沖縄の方言「てーげー」とは意味が大きく異なってきます。逆に宮崎・鹿児島地方で使われる「てげてげ」は「だいたい」とか「適当に」という意味となり、こちらは「てーげー」と同じ意味です。

全国から海外まで「てーげー」は使われている?

九州地方以外にも「大概」を語源とする方言がいくつかあります。例えば青森県では「大概」の意味で「たげ」と方言で使われていますから驚きです。さらにはお隣の国である韓国にも「テゲ(되게)」という言葉があり、こちらも「とても」とか「すごい」という意味の単語になります。※ちなみに「テゲテゲ(되게되게)」は韓国語にありません。

北は青森から南は沖縄の離島地域、さらには国境を越えてお隣韓国と、非常に幅広い地域で使われている、珍しい方言なので驚きですよね。もちろん語源の発祥の地である中国では現在も中国語として使われています。

「てーげー」の例文

「てーげー」は沖縄全域で使われる方言で、「だいたい」「適当に」という意味になります。気温の高い地域に住んでいる沖縄県民の特徴を表現する、地域性のある方言でもある「てーげー」ですが、実際に例文を見てみましょう。

てーげーの例文①

高校生

レゲェーは音楽のもと
(レゲエは音楽の基である)

高校生

やっさー
(そうだね)

沖縄県宜野湾市にある実際の看板に書かれた文字で、Wikipediaにも紹介されています。「やっさー」は沖縄弁でもっと強く同意するときは「やさ、やさ」という方言があります。

てーげーの例文②

女子高生

こないだ表彰されたよ
(この間、表彰されたよ)

女子高生

てーげーやるな
(なかなかやるじゃないか)

「てーげー」は「だいたい」「適当に」以外にも「なかなか」という意味で使われることもあります。

てーげーの例文③

高校生

てーげーでだいじょぶやさ
(適当で大丈夫だね)

高校生

だからよ~
(そうだね)

「だからよ~」は「そうだね」のように相槌を打つ時に使われる沖縄の方言です。

まとめ:「てーげー」は沖縄を代表する方言です

「てーげー」は沖縄人の性格を表現している方言とも言われています。これは沖縄の人が適当に生きているという意味ではありません。ゆっくり時間の流れに合わせながら人に気を配って生ているという意味になります。「てーげー」は色々なニュアンスを含んでいるので、色々な場面で使われる沖縄を代表する方言の1つです。

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